2012年のオリンピックも終わり、ロンドンも落ち着いたようです。あとはパラリンピックを控えていますが、オリンピックほどの混雑は予想されないようです。
オリンピック中は混雑を避けるように日本に帰国していましたが、テレビでは競技に加えロンドンの特集番組が放映されていました。中でも目を引いたのが、英国内の偽札に関する特集。釣り銭で渡されたお札が偽札だった日本のコーチが、冤罪にも関わらず警察に補導されたそうです。いつか我が身にも降りかかるかもしれないことですが、実は似たようなことは以前からありました。
ロンドンは移民が多い場所なので、必然的に外貨も集まってくるのでしょう。釣り銭として渡されたコインで支払おうとすると「こんなんじゃダメだ」と言われてみれば、イギリスの貨幣そっくりな外貨が手元に紛れ込んでいたことが何度もありました。今回はそんなそっくりさんを見比べてみました。事の発端である外貨とイギリス貨幣を間違えた人は結局、損をしたのでしょうか?
まずは英10ペンスコイン(約13円)とカザフスタンの50テンゲ(約27円)。
英5ペンスコイン(約6円)と中国の1角(約1.3円)。
最後に英1ペンスコイン(約1.3円)と正体不明の銅コイン。
なぜか全部価値が低いコインばかりです。高価なコインはやはり独特な特徴を取り入れようとする各国の思惑があるからでしょうか?いずれにせよ、 外人の絶対数が少ない日本では、なかなか目にしない現象ですね。