Sunday, April 25, 2010

パソコン延命

たまには趣味の話でも。自分のダメっぷりがバレてしまいそうです。

自分の誕生日は4月後半ですが、実は今月の早いうちに、既に色々と買ってしまいました。ポンコツのマシンに最新のパーツを積んだ所で、他の古い部品が足を引っ張り、性能を引き出せないと分かってはいますが、自作erにとっては「アップグレードしたPCで快適に作業をする」のではなく「それ自体が目的」なのです。

という訳で購入した品々とはグラボ、HDD、サウンドカード、そしてそれらに見合う電源ユニットです。各々Radeon HD 5770 1GB, Sumsung F3 1TB, Sound Blaster Audigy ES, 電源は650W。

これらを手持ちのDell Inspiron 531に積みました。グラボがSATAケーブルに干渉しそうだったり、 TVカードと合わせてもう空きスロットが無かったりと、これが最後の増設になりそうです。そもそも、自分がこのDellを買ったのも、その場しのぎのつもりでした。次回こそはフルスクラッチの自作にしよう・・・・

アップグレードが済んだところで、F.E.A.R.2を起動!前から買ってはいましたが、今まで使っていたHD 2600XTではろくに動かなかったので、積みゲー状態でした。ベンチは取ってませんがフルHD解像度でなんとか遊べる程度。明らかにCPUが足かせです。

今さらですがCall of Duty 4: Modern Warfareもプレイしてみました。グラは流石に綺麗です。思わず「ハハハ、見ろ、まるで次世代機がゴミのようだ」と口走りそうですが、ここでもCPUの足かせで、時々フレームが20fpsを切ります。

マザーとCPUを変えれば良いのは分かっていますが、既存のDellの稼動状態を維持するのを前提にすれば、マザー、CPU、メモリー、ケース、電源、ドライブとWindows7の買い増しになります。自分はなんとなくAMD信者なので、安価な770チップセットのコア・アンロック機能付きのヤツとか悪くないと思います。特にASRock製はUSB3付きで、今後出る6コアCPUへの対応も謳っています。出費は惜しいが、現状のCPUが4000+ とか・・・ 結局今回のアップグレードはパソコンを延命ではなく、未練を断ち切りさらなるアップグレードへの決心を強めそうです。

現在の構成

Dell Inspiron 531
CPU: AMD Athlon 64 4000+
Mem: DDR2 PC2-5300 5GB
GPU: ATI Radeon HD 5770 GDDR5 1GB
HDD: 1TB + 500GB
Sound: Sound Blaster Audigy ES
PSU: 650W

とってもアンバランスな構成です。

Saturday, April 17, 2010

ポスター発表

今更ですけど、大学内での発表の結果でも。

ドイツへ研修に行く前から、クイーン・メアリー内で大学院学生の発表会があるのは知っていました。ウチでは1年目と3年目に口頭の発表を、そして2年目にはポスターをと決まっており、自分も去年口頭での発表をしました。

発表会でのポスターとは普通、「作って 、貼って、おしまい」というものではなく、発表会の間じゅうポスターの側に立ち、通りすがる人々に自身の研究を宣伝するものです。自分は最初から留守にすると決まっていたので、はっきり言ってモチベーションのかけらもありませんでした。

とりあえず、大学内の発表なので、視聴者全員が生化学を理解しているハズはありません。そこで、できるだけ簡潔にシンプル、かつ万人受けしそうな物を仕上げました。

結果はなんと!生物部門で1位でした。賞金は£100。ありがたい話です。ドイツから帰ってきてから、賞金を口座へ振り込んでもらう手続きも済ませました。嬉しい半面、「この発表会をモノにする」と意気込んでポスターを作っていた同僚たちには悪く感じます。 一方で「Audience targetting」の重要さも多少分かったような気もします。

4月には自分の誕生日があります。前々から欲しかったPCパーツなどがあったので、早めのバースデープレゼントということで、それらを購入しましたが、それについてはまたいつかのブログのネタと言う事で。最後に自分のポスターを興味のある方は見ていただけると、嬉しいです。意見や質問、建設的な批判などは、なおさらです。

Sunday, April 4, 2010

Airshows

Last year I was fortunate enough to come across a birthday flypass for the Queen by RAF by sheer luck. I was on the way back from jogging, and then I heard a roar of engines, distinctively different from that of commercial jets. As I turned around, there they were - numerous military jets came in numbers in formation after the other.

Since I am a military jet enthusiast, I am determined not to miss this year's one too. I went back to my old Japanese blog and re-visited the BBC coverage of this event.






It was 13th of June last year, and the corresponding day will be Sunday this year in 2010. Perhaps I should visit the Buckingham palace to get a better view of this flypast, and also to accumulate the tales to tell to others in the future.

On a similar note, I should paste the details of airshows I plan to visit this year - Royal International Air Tattoo in Swindon and the other in Farnborough.

Farnborough - 24th&25th July - £25
http://www.farnborough.com/Site/Content/Farnborough2010/default.aspx

Swindon - 17th&18th July - £37.50
http://www.airtattoo.com/airshow

Swindon and Farnborough map

Friday, April 2, 2010

コンコルドと「コンコルドスキー」

ドイツにて6週間の研修を終え、3月末にイギリスに帰ってきました。研修の目的はすべて達成できたので満足です。期間中の実験で得られたタンパク質のサンプルも、途中トラブルがあったものの、最終的には無事ロンドンに着きました。

ドイツにて最後の日はSinsheim(ジンスハイム)自動車・技術博物館へ遊びに行きました。ここの目玉は屋上に展示されているコンコルドと、ソ連のコンコルドに対抗するTu(ツポレフ)-144です。自分は自他ともに認める航空ファンなので、ここには絶対行こうと決めていました。

当初から商業路線に就くこともなかったTu-144はもちろんのこと、今となってはコンコルドも退役しているので、これらの飛行機を間近で見る機会はもはや滅多にありません。カールスルーエから列車で2時間ほどかけて行ってきました。















入口付近からすぐ両機が見えます。左手にあるのがTu-144。コンコルドそっくりなので、西側からは「コンコルドスキー」と呼ばれていました。右手にあるのがコンコルド。両者とも瓜二つなのは設計思想が同じだからでしょうか。















コンコルドの中。とにかく狭い。僕の頭でも天井に届きそうな雰囲気です。席は2・2配列。




















客席。なんだかとってもエコノミーです。コンコルドの運賃はとても高かったそうなので、自分は勝手にプレステージ、プレミアムでゴージャスな内装を想像していました。





















トイレ。やっぱりエコノミーな雰囲気です。




















コックピット。計器・スイッチの数がハンパない。もうグラスコックピットとかフライ・バイ・ワイヤなどとは程遠いレベルですっ!・・・・・と書こうと思っていたらウィキペディアによればコンコルドはフライ・バイ・ワイヤを実用化した初の航空機だそうな。こいつは失礼。
















変わってこちらがTu-144の中。広い。天井も高い。ウィキペディアによればエコノミーで横5列の配置が可能とのこと。頭上の荷物入れも、コンコルドと同じくプラスチックながら、大理石風の模様入り。総じて質感はTu-144の方が上です。コンコルドより上を目指していたからでしょうか。




















座席。「エコノミー度」はコンコルドと大して変わりません。




















トイレ。壁はやはり大理石風。でも狭い。




















コックピット。写真ではわかりにくかもしれませんが、コンコルドよりシンプル。ソ連の大雑把おおらかさが垣間見えます。




















コックピットその2。やはりコンコルドに比べ密度が低いです。西側の飛行機に対向する東側のそれは、概ねどれもペーパースペックにおいて優れています。でも、コックピットを比べて感じたのは東のどこはかとない素朴さです。なんだろう、こう上手く説明出来ないんですよね、この東側の魅力というか、愛嬌というか。

これ以外にも軍事・自動車・航空関連の展示物がたくさんありました。特にF1やフェラーリが並ぶ様は、好きな人にはたまらないでしょう。クラシック・カーや戦車もありました。




















このジンスハイムと同じ系列の博物館がもうひとつ、Speyerにあるそうです。そちらの目玉はソ連版のスペースシャトル、ブランです。そちらには行く時間がありませんでしたが、いつか行ってみたいと思いま す。