Saturday, February 20, 2010

カールスルーエ

今月の15日から研修のためにドイツのカールスルーエにきています。とあるテクニックを学ぶため、コラボレータの研究所にお世話になり、6週間滞在する予定です。

到着した当初にはたくさん積もっていた雪も暖かくなるにつれ溶けてきましたが、概ねイギリスより数度ほど寒い模様です。

今日は現地で最初の週末なのではりきって観光に行くつもりだったの
ですが、天気はあいにく雨。起きるのも遅かったので、宿舎近くにある城の写真をとった後に自然史博物館へ行くにとどまりました。

18世紀に貴族の城の城下町として一から設計されたという歴史をもつカールスルーエは街並みが非常に整っています。中世より改築や増築を繰り替えした結果ゴテゴテになってしまいがちなヨーロッパの都市の中ではユニークだと感じます。城を中心に放射状に道がのびており、街の至る所から城を直接望むことができます。ドイツでも近年は移民が増えていますがイギリスのそれとは程遠く、街中すれちがう人ほぼ全員が白人です。カールスルーエは割と大きな街ですので、その人口がほぼ単一の民族という点はイギリスの感覚からすれば少し変な感じがします。カーディフはロンドンに比べればイギリス人の割合が多いと思いますが、カールスルー
エの場合はさらにその傾向が強い様です。

ちなみにいくつかの都市とその
人口をウィキベディアより引用すると、

ロンドン:7,556,900
福岡:1,450,149
カーディフ:324,800
カールスルーエ: 288,917
となります。

カールスルーエはドイツ南西、フランス国境近くにあり、気候は穏やかなはずですが、来る季節が悪すぎました。当分寒い日々が続きそうですが実験を頑張ります。


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