近年は世界中で日本食ブームが起こっております。ロンドンも例外ではなく、大通りには日本食レストランを見かけるようになってまいりました。そんなある日、私はバスに乗って移動しておりました。一旦停止したバスの中より、ふと外を見るとショーウィンドウに一際大きく「でじる」と漢字で書いてあるレストランがあるではありませんか。
「ははっ、見ろよ、"でじる"なんて書いてあんよ、これだから欧米は!」なんて思った自分でありましたが、バスが徐に動き出した瞬間、ハッとしました。入り口の垂れ幕にローマ字で「DASHI」と書いてあったのです。
これは実話に忠実に基づいております。まさかとは思いますが、上の例の漢字がイメージ出来ない方は、私と一緒に大使館へ赴き、パスポートを返上しなければいけないのかも知れません。
Sunday, September 26, 2010
Thursday, September 23, 2010
「急遽埋めてくれ!」 → そんなムチャな! → 結果は?
昨日から今日にかけて"Plastid Preview 2010"という小規模のカンファレンスへ行ってきました。毎年ホストの大学が変わり、Plastid(色素体)に関係する研究をしているグループが集まり発表会をするのです。今年のホストはインペリアルなので同じ地元です。このカンファレンスの趣向とは成長過程の博士課程の学生や、キャリアを始めたばかりのポスドクに発表・交流の機会を与えるというもので、今年は100人ほど参加しました。ひょんな事で自分も口頭の発表をすることになったのですが・・・
「プレゼンをしないかね」とスーパバイザーから聞かれたのが2週間前でした。自分は臆病なのですが、経験は積まねば積もらないもんだ、と思い「是非やりますっ!」と答えておきましたが、オーガナイザーより「定員いっぱいなのでやっぱいいわ」と連絡があったのがその週の金曜。しかし!つまらない時間ををもてあました週末を終え大学に赴いた月曜日 - 「発表スロットに空きが出たので急遽埋めてくれ!」との連絡がオーガナイザーより。
とりあえずプレゼンを取り繕いましたよ、ええ。最初からプレゼンをする、 と決まっていたのなら週末を有効に過ごせたのにー、今更プレゼンを用意しろと言ったって今週の実験のスケジュールはもう決めてあるのにー、などと不満はありましたが、なんとか自分が納得できるもができました。
今週の初め、一緒にプレゼンをする同僚たちとの練習会に参加した際、監督していた教授は「全員非常に良い」と評価してくれましたが、カンファレンスの結果がほぼその教授の言葉通りになろうとは。
結果は5つある賞の中、ポスドク部門、博士課程部門の1位と2つあるRunner-up(2・3位タイ)の中1つの計3つをクイーン・メアリーがかっさらって行きました。(クイーン・メアリーからの発表は4人でした)自分は大げさな表現は好きではありませんが、これは快挙ですね。嬉しいです。ケンブリッジやインペリ、UCLやマンチェも参加したミーティングの中で、これは好印象を与えたことでしょう。実際、ミーティングの合間にウチの教授の元へ「お宅へ行きたいです」と冗談なのか本気なのかわからないコメントをしに来た学生もいたそうです。
クイーン・メアリーは決して大きな規模の大学ではありません。予算や設備、教官と学生の割合も決して優れているわけではないので研究に携わる教官や博士課程は苦戦を強いられますが、なんとか一騎当千の活躍を見せようと皆思っており、自分もまたそうです。プレゼンでそれが認められたのは嬉しいですね。
自分のプレゼンです。是非見てください!感想や質問、建設的な批判などを首を長くして待っています。
自分の結果?そんなもの知りたければ下をハイライトしてみてください。
「プレゼンをしないかね」とスーパバイザーから聞かれたのが2週間前でした。自分は臆病なのですが、経験は積まねば積もらないもんだ、と思い「是非やりますっ!」と答えておきましたが、オーガナイザーより「定員いっぱいなのでやっぱいいわ」と連絡があったのがその週の金曜。しかし!つまらない時間ををもてあました週末を終え大学に赴いた月曜日 - 「発表スロットに空きが出たので急遽埋めてくれ!」との連絡がオーガナイザーより。
とりあえずプレゼンを取り繕いましたよ、ええ。最初からプレゼンをする、 と決まっていたのなら週末を有効に過ごせたのにー、今更プレゼンを用意しろと言ったって今週の実験のスケジュールはもう決めてあるのにー、などと不満はありましたが、なんとか自分が納得できるもができました。
今週の初め、一緒にプレゼンをする同僚たちとの練習会に参加した際、監督していた教授は「全員非常に良い」と評価してくれましたが、カンファレンスの結果がほぼその教授の言葉通りになろうとは。
結果は5つある賞の中、ポスドク部門、博士課程部門の1位と2つあるRunner-up(2・3位タイ)の中1つの計3つをクイーン・メアリーがかっさらって行きました。(クイーン・メアリーからの発表は4人でした)自分は大げさな表現は好きではありませんが、これは快挙ですね。嬉しいです。ケンブリッジやインペリ、UCLやマンチェも参加したミーティングの中で、これは好印象を与えたことでしょう。実際、ミーティングの合間にウチの教授の元へ「お宅へ行きたいです」と冗談なのか本気なのかわからないコメントをしに来た学生もいたそうです。
クイーン・メアリーは決して大きな規模の大学ではありません。予算や設備、教官と学生の割合も決して優れているわけではないので研究に携わる教官や博士課程は苦戦を強いられますが、なんとか一騎当千の活躍を見せようと皆思っており、自分もまたそうです。プレゼンでそれが認められたのは嬉しいですね。
自分のプレゼンです。是非見てください!感想や質問、建設的な批判などを首を長くして待っています。
20100923_talk |
自分の結果?そんなもの知りたければ下をハイライトしてみてください。
結局自分はRunner-up(2・3タイ)賞でした。自分のプレゼンがもっと早くに確定していればもっと効果的に準備できたのに、というのがいい訳です(笑)。景品は、カンファレンスのスポンサーInvitrogen/Life Technologiesより進呈された£25分の図書券でした。Invitrogen、アイラヴユー。次回実験用のキットを仕入れるときに値引いてくれれば、なお好きですが。
Monday, September 13, 2010
Microsoftの太っ腹
Microsoftの太っ腹具合に驚愕しました。国際学生証のHPを見ていると、Microsoft DreamSparkというモノの宣伝が。どうやら国際学生証を持たずとも、Microsoftのサイトを通じて自分の大学のアカウントで認証すると大量の開発用のソフトや、VirtualPC、挙句にはWindows Server 2008まで無料で使えるという。更にはXNA Studioまであるではありませんか。その気になればXbox用のゲームも作れますぞ。
素晴らしい、素晴らしすぎる。あぁ、サーバー用OSが無料で手に入ることだし、一台新規にPCを組んでしまおうか・・・
ソフト開発関係つながりで、もう一つ。最近発売された気になる新製品がこちら。
PS3でも採用されている高性能チップを搭載するPC用拡張ボード。以前はチップを一個搭載する製品がありましたが、こちらはなんと4個搭載。更にはSDKも公開されています。これで鬼の様な処理能力を自由に使えるというわけです。自分がこちらの道に長けていれば、この製品を使い、以前紹介したRosetta@homeの様な莫大な処理能力が必要な構造生物学の問題に生かしたいですね。
素晴らしい、素晴らしすぎる。あぁ、サーバー用OSが無料で手に入ることだし、一台新規にPCを組んでしまおうか・・・
ソフト開発関係つながりで、もう一つ。最近発売された気になる新製品がこちら。
PS3でも採用されている高性能チップを搭載するPC用拡張ボード。以前はチップを一個搭載する製品がありましたが、こちらはなんと4個搭載。更にはSDKも公開されています。これで鬼の様な処理能力を自由に使えるというわけです。自分がこちらの道に長けていれば、この製品を使い、以前紹介したRosetta@homeの様な莫大な処理能力が必要な構造生物学の問題に生かしたいですね。
Wednesday, September 1, 2010
問題解決
今週はコンピューターに泣かされ続ける週です。
事の発端はクロマトグラフィー操作用のコンピューターのHDDの空きスペースが少なくなってきたことから。WindowsNT機でC:2GB, D:16GBとパーディションが分けられており、Cドライブしか使われておらず、また、Dドライブを使おうにもクロマトグラフィー操作用のソフトが、インストールされているCドライブしか参照できないというステキ仕様ということに起因します。
とりあえず、誰かが何か行動を起こさない限り、事態は解決しません。解決するのは比較的簡単そうだったので、自分が役を買って出ました。
結果的にはシステムをほぼ修復できました。最初にとったバックアップもありましたし、Windowsや必要なソフト、ドライバーの類も全て準備し、元通りに。どちらからと言えば今まで以上に使いやすくなったと思います。HDDのスペースを有効活用し、WindowsをNTから2000にアップグレードでき、手持ちのメモリーを加えることで体感速度もアップです。
これ以外にも、上記の過程で色々ぐだぐだとあったのですが省略します。 より高い丘に登るには一旦谷に降りなければいけないと、身に染みて分かりました。とりあえず当初の目的を達成できたことを喜びます。
事の発端はクロマトグラフィー操作用のコンピューターのHDDの空きスペースが少なくなってきたことから。WindowsNT機でC:2GB, D:16GBとパーディションが分けられており、Cドライブしか使われておらず、また、Dドライブを使おうにもクロマトグラフィー操作用のソフトが、インストールされているCドライブしか参照できないというステキ仕様ということに起因します。
とりあえず、誰かが何か行動を起こさない限り、事態は解決しません。解決するのは比較的簡単そうだったので、自分が役を買って出ました。
- MBRを含めたHDDのバックアップ。
- 使われていないDを縮小し、Cドライブのパーディションを拡張。
- ね、簡単でしょう?
結果的にはシステムをほぼ修復できました。最初にとったバックアップもありましたし、Windowsや必要なソフト、ドライバーの類も全て準備し、元通りに。どちらからと言えば今まで以上に使いやすくなったと思います。HDDのスペースを有効活用し、WindowsをNTから2000にアップグレードでき、手持ちのメモリーを加えることで体感速度もアップです。
これ以外にも、上記の過程で色々ぐだぐだとあったのですが省略します。 より高い丘に登るには一旦谷に降りなければいけないと、身に染みて分かりました。とりあえず当初の目的を達成できたことを喜びます。
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